こんにちは、収入経路構築アドバイザーのカメレオンです。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
本日はiDeCoとNISAについて解説していきます。
みなさん、iDeCoとかNISAはよく耳にするのではないでしょうか?
既に、投資をしている方もいるかと思います。
ですが、その詳細まで知っていますか?
そもそも、iDeCoやNISAは投資商品ではありません。
iDeCoとNISA投資商品ではなく、商品を入れる箱の名前でしかありません。
本日はiDeCoとNISAについて解説していきます。
ここを理解することで、投資の基礎知識をつけていきましょう!
NISAとiDeCoの比較
NISAは国内在住の18歳以上の方が対象です。
いつでも資金を引き出すことができる比較的シンプルな制度です。
引き出した資金は教育費や住宅費、老後資金など引き出す目的は問いません。
対してiDeCoは原則20歳以上の国民年金の被保険者などが加入可能で、
最長65歳まで掛金を拠出できます。
iDeCoについて
iDeCoとは「確定拠出型年金」です。
企業であれば「企業型DC」と言われるものです。
自分自身で運用する年金制度になります。
実際にトレードなどをするわけではなく、
良いファンドを選定することが皆さんの役割になります。
NISAについて
「少額投資非課税制度」になります。
先ほどいった通り、NISA箱の名称になります。
ある一定金額以上の株を買っているのなら、
「そこからの利益は非課税でいいですよ」と言う制度です。
積立投資か一括投資かを選ぶことができます。
iDeCoもNISAもどちらも箱であって、
金融商品ではありません。
ここを理解してください。
iDeCoとNISAを簡単比較
(年間投資額)
iDeCo
属性によって変わってきます。
良い企業に勤めて安定している人の方が、
使える金額が少なくなっています。
ここは人によりますね。
NISA
一律40万円が上限になります。
(非課税期間)
iDeCo・・・60歳まで
NISA・・・20年間
(途中引き出し)
iDeCo・・・原則的に60歳までできません。
NISA・・・いつでも可能
(途中解約)
iDeCo・・・原則不可です。
NISA・・・いつでも可能
(手数料)
iDeCo・・・かかる
NISA・・・かからない
(節税メリット)
iDeCo・・・ある
NISA・・・効果は薄い。
今の所得税を返してほしいという方、
要は、投資をすることによって、目先の得をするのであれば
圧倒的にiDeCoは強いです。
特徴まとめ
iDeCoは「節税・老後目的」ですが、流動性がない。
5年後、10年後に儲けるのは難しいです。
あくまでも主眼は、年金作りになります。
一方でNISAは老後目的ではありますが、
流動性があるので、途中で商品の変更ができます。
NISAの種類
それでは具体的に、NISAから説明します。
NISAは大きく分けて2種類です。
一括でやる「一般NISA」
コツコツと積み立てる「積立型NISA」です。
積立NISA
非課税枠が年間40万です。
月々3万弱です。
積立のみで、初心者でも長期運用に向いています。
一般NISA
こちらは自分で株を買いたいという方や、個別銘柄を買いたい方向けです。
非課税枠は120万です。
年間120万円の株を買ったら、5年間は非課税になります。
例えば、5年後に、この120万が2倍や5倍になっても
この120万の枠は非課税になります。
既に投資をしている方におすすめです。
毎月、一定数買うこともできれば、
一括で購入することも可能です。
まとめると、経験者向けで短期、中期運用に向いています。
積立NISAはこんな人にむいています。
①20年間積み立てる期間がある人
②毎月1万〜3万の未満の積立が可能な人
③まだ、ライフプランが定っていない人。
こちらは、流動性がしっかりと担保されているので、
今後の、ライフスタイルが読みにくい人にはかなり有利です。
その時々で、すぐにプラン変更ができます。
iDeCoの種類
iDeCo=401K=確定拠出型年金です。
こちらは自分で自分のお金を運用し、資産形成をする年金制度です。
冒頭でお話ししたように、自分でトレードをするのではなく、
運用する商品を自分で選定するという意味です。
会社員の場合は、給料から天引きされています。
運用先は、基本4つで、国内、海外、株、債権のどれかを選択します。
そこから商品選定をしていきます。
特徴としては、掛け金が全額、所得控除になります。
ここがNISAと大きく違う部分になります。
注意点①
60歳までは原則的に引き出せません。
流動性がありませんので、お金が必要なときに手元に戻すことができません。
注意点②
退職金控除や公的控除が適用されない場合があります。
場合によっては引き出すときに税金がかかることもありますので、ご注意ください。
iDeCoはこんな人にむいています。
①所得税を多く払っている人
②60歳までのライフプランが定まっている人
③退職金がない、または少ない人です。
やはり、1番は流動性がないのが特徴になります。
結論
結論、私は、積立NISAをオススメします。
なぜなら、iDeCoは、生活の変化に対応が難しいからです。
このご時世、ライフスタイルに変化がない方が珍しい時代です。
時代に即した投資はiDeCoよりNISAだと個人的には思います。
ですので、結論は積立NISAからスタートするのが正解だと思います。
本日は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。